JIA港地域会日本建築家協会 関東甲信越支部 港地域会

JIA港地域会 活動報告

第35回 JIA沖縄大会2022テーマ 失われたことでみえてくるもの〜沖縄の建築からの学び

第35回 MASセミナー
日時
2022年11月19日(土)
14:00~
場所
日本建築家協会 JIA館1F建築家クラブ
パネリスト
田口知子連健夫村上晶子
参加メンバーからの報告
宮田多津夫大倉冨美雄武田有左
その他の参加メンバー
今井均
司会・進行
湯本長伯

田口知子「JIA沖縄大会~失われたことから見えてくるもの」の経験から
田口知子

JIA沖縄大会は、10月20日から3日間、沖縄で開催され、テーマは「首里城の輪郭~失われたことから見えてくるもの」でした。私は全日参加しましたので、あらためて振り返りつつ、皆様にお話しさせていただけたことに感謝します。

沖縄といと、本土の日本人には異国情緒あふれた亜熱帯の島、海と空、旺盛な樹木や赤瓦の民家など、観光において特別な場所と感じる一方、沖縄戦の惨禍や米軍基地問題、首里城の焼失や、度重なる台風被害など、様々な苦しみと厳しさを抱えている場所である、という現在の在り様を考えるとき、胸の痛みを覚えつつ深く寄り添うことのできない自分がありました。このたびJIAの沖縄大会ということで、単なる観光では知りえない文化や精神性を含め建築を学ぶ機会として期待をもって参加してきました。

2019年、再生したばかりの首里城が焼失すると衝撃の出来事から3年。人々の再建の悲願を受け今工事が始まっています。再建見学ルートが作られ、見せる復興が行われています。このたび首里城をめぐって、その魅力は建築物だけでなく、首里城全体に展開する屋外空間にあると感じました。優美な曲線を描いた城壁とさまざまな櫓門、御庭(ウナー)、那覇や久高島を見下ろすアザナなど、変化のある景観と意味をたたえた装置がちりばめられていました。私は下の御庭にある「首里森御嶽」を見て、ただならぬ存在感を感じました。低い石塀と門に囲まれ、中には巨大なガジュマル立つ小さな場所。それは御嶽(うたき)と呼ばれる礼拝のための場所でした。同じような体験は近所にあった玉陵(尚王族の墓地)を見てピークを迎えます。暗い森を抜け、ぱっと開けた場所に出ると、塀と森に守られ広大な広場と墳墓の3つの家に怪物のシーサーが立っています。サンゴを敷き詰めた白い砂は、場の緊張感を高めていて、その清浄な空に開いた空間は、琉球の聖地という概念を象徴する姿でした。このように琉球石灰岩で作られる城壁や墳墓、門、シーサーなどの象徴的な形が、時間を超えて、現在の人と数百年との過去を脈々とつないでいる文化を発見しました。

最後に沖縄を研究していた柳宗悦氏の文章を引用しました。沖縄は古代日本人のDNA、大和の精神をどこよりも残している場所であるというのです。琉球交易によって独自のハイブリッドな進化を遂げたことと、万葉の時代の日本の精神といっても、本土の私たちには、想像もつかない悠久の昔です。古いものを守り、自然とともに生きる知恵が保存だれ、民家や建築に現れるものが、現代の私たちの失ったものを再発見させてくれる契機とすると、新しい目で沖縄を感じるようになりました。聴衆の皆様も、沖縄のさまざまな想いを語ってくださり、大変充実したセミナ―になりました。

連健夫「沖縄の解釈と建築」について
連健夫

JIAのシンポジウムで論じられた「沖縄の解釈と建築」について、事例をもとに紹介します。建築家、国場幸房氏は沖縄県出身、「ムーンビーチホテル」や「美ら海水族館」「公文書館」などを設計しました。沖縄の開放性やチャンプルー(ごちゃまぜ)文化の解釈から、ピロティーや大胆な吹抜けなどが特徴です。「那覇市庁舎」では建物全体を緑化し、自然と建築との融合や成長を捉えています。生前、国場氏に案内いただいたのは数年前、先日の訪問では緑が成長し、それを感じることができました。セルフビルドとして興味深いのは「読谷山窒」4人の陶芸家と建築家・洲鎌朝夫氏の合作です。廃材利用や野積の石など土着性を感じる建築です。「名護市庁舎」は設計コンペで選ばれた象設計集団の設計です。アサギテラスや色付けのコンクリートブロック、シーサーなど沖縄らしさが表出した建築は、インターナショナルスタイルが席巻していた当時の建築界に衝撃を与えました。「沖縄文化芸術劇場なはーと」は、プロポーザルコンペで選ばれた香山氏、根路銘氏、久米設計の設計、外壁のルーバーは沖縄の伝統織物を表現、通路(スーシークワー)や軒下空間(アマハジ)の要素が取り入れられました。このように、それぞれの建築家は、沖縄の風土、歴史、文化というヴァナキュラー性の解釈と現代化を捉えていたことが理解できます。

村上晶子ハイサイ沖縄 琉球弧の視点から
村上晶子

今回の私の立場ですが、沖縄に通う愛好家として参加しています。1984年以来、多いときは年に4回、訪問した島には赤丸をつけています。

沖縄を見る視点で大切なのは離島の並ぶ琉球弧です。プレートが押しあう弧、火山島が並びたつ弧、黒潮の流れ、大陸と日本を繋ぐ場所、これらが織りなす文化の理解が大切です。文化の交差点のチャンプルー(混ぜ合わせ)という意味では、中国と日本だけではなく、第二次世界大戦後のアメリカと日本の関係も重要ですので、沖縄と琉球の建築は分けてお話します。

琉球は450年続いた独特の精神文化があり、御嶽が祈りの場として存在します。御嶽は、南西諸島に広く分布している「聖地」の総称ですが、斎場御嶽は琉球王国最高の聖地です。琉球王国時代、国家的な祭事には聖なる白砂を「神の島」の久高島から運び入れ敷きつめました。斎場御嶽の遥拝所から久高島を望むと今でも特別な思いがめぐります。 その久高島は、沖縄本島東南端に位置する周囲8.0kmの細長い平坦な島です。久高島には12年に一度の秘祭イザイホーを頂点とした祭事を行うなど、母性原理の精神文化を伝えており、民俗学的に重要な島ですが、後継者の不足のために1978年には記録映画が撮影されその姿を後世に残すようしましたが、今は行われていません。

沖縄の城グスクには宗教的な役割が担われます。大陸と日本に対して礼節をもって迎えることを視覚的にあり続けた首里城の守礼の門の牌楼には礼節を守る邦という意味が記されています。再建された識名園は庭園も含めて大切な琉球建築です。

民家は重要文化材の中城にある中村家住宅が有名ですが、お勧めは何といっても竹富島の集落群です。満月の夜に是非、島に宿泊して下さい。月夜に白砂が輝き赤瓦の屋根が美しく浮かびあがります。その白砂は毎朝のように島の人々が掃き清めます。早朝に起きてのぞいてみて下さい。

沖縄の建築を語る上でアメリカの影響は避けて通れません。建築家仲座久雄は記憶にとどめて下さい。彼は守礼門の修理に関わりましたが、復興期の仮設住宅でも米軍の少ない材料で多くの復興住宅を規格家として提案しました。また、米軍のコンクリートブロックを転用した花ブロックは沖縄の風土に適した透かしによる快適な日光と風がぬける建築を頑丈に作ることができるようになり、新しい沖縄の建築の顔となりました。アメリカ文化とのチャンプルー、古代の琉球スピリットが織りなしたものだといえるでしょう。復興後は台風に強いコンクリート造が9割となっています。

戦後復興期に建てられた片岡献設計のカトリック与那原教会はDOCOMOMOにも選定されていますが、珠玉の名作だと思っています。修道院の皆さんが大切にメンテンナンスされていて、台風がくるとすぐに外壁サッシから水で塩分を落とされるそうです。

紙面も限られていますので当日のスライドを抜粋していますので参考にして下さい。

宮田 多津夫 沖縄の民家、戦後の姿
宮田多津夫

久しぶりのMASセミナー。港地域会発足以来の主要なイベントの第35回目である。一般の市民とともに社会問題から建築文化までを広く扱う。今回のテーマは沖縄。JIA大会が今年10月に沖縄で行われ、港地域会から田口さんと連さんが参加して沖縄の文化と現状をリサーチ。この二人に、沖縄文化に詳しい村上さんを加え、市民と地域会メンバーで討論した。話は墓場から都市まで多岐にわたり面白かったが、沖縄は海と空と祖先を大事にしているのだなと感じた。

終戦後の沖縄はつらかったと思う。燃え尽きた荒野で、木材はなくコンクリートブロックしか建設資材がない中、ブロックを積み上げで生きる場を再建。そのブロックが南国の灼熱の太陽の日差しを和らげ、強風にも強いから重宝された。しかし、それを見直す若者がいた。「沖縄の新民家」という木造の小住宅を提案。大工がいないので鹿児島から技術指導に大工を招き完成させた建物である。沖縄伝統民家と同じに軒先に柱をおき、斜材を加えて風圧に耐える形を提案した。沖縄の気候風土と歴史を見つめ、次の時代を切り開く考えに期待が膨らむ。なぜなら、全焼した首里城を3度も木造で再建する沖縄の人々がいる。そこには沖縄文化の原点が埋め込まれているからだと思う。それは木造である。

大倉 冨美雄「うちなんちゅう」の事は何も知らなかったのか
大倉冨美雄

沖縄は、観光案内で何度も見て十分承知している。知人が琉球大学へ赴任もしている。

個人的なことだがイタリアに10年以上出入りし、時には南周り(東南アジア、インド経由など)だったこともあり、おまけに豪州、南米まで出かけていると、島国日本が一つに見え、沖縄には既に行ったような気になっていた。

追い詰められ、多くの戦死者を出したことも、今は米軍の基地化していても仕方ない、と判ったような気にもなってもいる。

それを今回の連、田口、村上諸氏のプレゼンと話を聞いていたら、「いや、何も知らないのかも」と実感させて貰った。フーン、沖縄は本当に素晴らしい。でも日本じゃないのかも、とも。

実際、沖縄人の遺伝子は本土人とは完全に違うという。カザフスタンとか、あちらの方に近いのだとか。そんなことから葬儀も祭りも、あの石組みだって、ただモノではないことを感じさせた。

予感させてくれたのは強烈な碧空と白砂、それを支える「暑さと逆の清涼感」。実際に見て感じて初めて沖縄の風通しの良い建築も、緑深い樹木や草木も凄い、という実感を持てるだろうと思った。

しまった。高齢化し、一方世界を廻り過ぎて旅に出る気が無くなっている。どうやって、かの地に足を踏み込めるのか?

武田有左沖縄の精神を通じて見えて来たもの・・・
武田有左

私は沖縄に行ったことが無いが、今回のMASセミナーで紹介された建築やウタキの姿から、沖縄の文化・風土・信仰というものが伝わって来る様な思いがした。逆に言えば、建築というものは、その土地の精神・・・文化・風土・信仰といった “形が無いものに形を与える作業” である事を改めて感じさせられる。

私はランドスケープの授業を長く受け持って来て居るが、学生達には「建築とは性能が良い綺麗な箱を造り、それを北から南まで同じく並べる事ではない」と、言い続けている。

風土が建築を作らせる・・・建物が建てられる土地が持つバックグラウンドを如何に読み込み、そこに建築としての適切な形を与えて行くことが如何に重要か・・・そして、それが我々建築家の役割である事に改めて気付かされると同時に、その事が、本来、建築というものが持って居るはずの”力”に繋がって行くことを強く感じる。

今回のMASセミナーでの発表を聞き、建築の根源に付いて改めて考えさせられた。

湯本長伯

JIA沖縄大会を契機にして

今回は新方式採用、年1回の大会というJIA全体の活動と連動させたセミナーでした。
今回も港会実行委員が事前準備も含め分担して実施、
代表挨拶:宮田多津夫
20分講演:田口知子・連健夫・村上晶子
司会:湯本長伯
事前お知らせ:田口・湯本
会場案内掲示:今井均
アンケート用意:武田有左
ほか会場発言、でした。

20分講演の詳細等は、それぞれの項をご覧下さい。
①田口『大会に参加して』
②連『大会前ツアーも含めた沖縄の人と建築紹介』
③村上『沖縄・風土と文化』

薩摩に支配を受けるまでは、かって独立王国であった琉球は、その地勢的要因もあって『万国津梁ばんこくしんりょう』を掲げて貿易を基軸に生きて来ました。本土4島に比べ特色に富んでおり相当に異なるようにも見えますが、『チャンプルー』という混ぜ合わせのロジックは何でも繋いでしまうマジックにも見えて、我が国文化全体の特色を現す『和漢混淆』のルーツとも考えられ、東西にルーツを持つ日本文化の一方の源流たることは間違いありません。

20分講演では、沖縄の特色や魅力、そこでの貴重な体験などが語られましたが、此れだけ貴重な多様性を持つ我が国の中でも、ひときわ特色と魅力を持つ沖縄を、皆で楽しみ共有出来たと思います。

次の開催地に伺うのも、とても楽しみです。

関心のある港区会員の方、次回は是非、ご自身が参加されませんか?

当日の模様

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アンケート

ご参加された皆様、アンケートへご協力いただき誠にありがとうございました。
ご協力いただいた方の中から一部をご紹介させていただきます。

第35回アンケート1
セミナーに参加されるにあたって、どんなことを期待し参加されましたか?
東京都内で活躍されている自裁の建築家の活動の様子を知りたいと思い参加させて戴きました。
今日の内容を聞いて、共感したこと、興味をもったことをご入力ください。
離島含め失われつつある文化風土を島民は大切に残し、建築家はモダニズムと上手にちんプルしているのが興味深かったです。
その他、今回のセミナーで感じられたことをご自由にご入力ください。
建築家は生涯建築家でいられるのだなと思いました。
今後のセミナーで取り上げて欲しいテーマがありましたらご入力ください
討論会など拝見してみたいと思いました。
今後のセミナーの参加について、以下のどれかをお選びください。
また参加したい
第35回アンケート2
セミナーに参加されるにあたって、どんなことを期待し参加されましたか?
無回答
今日の内容を聞いて、共感したこと、興味をもったことをご入力ください。
沖縄のコミュニティ力。力強さ。打たれても立ち直る力に興味を持った。
その他、今回のセミナーで感じられたことをご自由にご入力ください。
沖縄の力強さをひしひしと感じた。
建築的な勉強というよりは、沖縄の精神を知ったり、行きたくなる講演でした。
今後のセミナーで取り上げて欲しいテーマがありましたらご入力ください
東京版のお話を聞いてみたいです。コミュニティーなど。
今後のセミナーの参加について、以下のどれかをお選びください。
また参加したい
第35回アンケート3
セミナーに参加されるにあたって、どんなことを期待し参加されましたか?
無回答
今日の内容を聞いて、共感したこと、興味をもったことをご入力ください。
風土に合った家造り。
その他、今回のセミナーで感じられたことをご自由にご入力ください。
無回答
今後のセミナーで取り上げて欲しいテーマがありましたらご入力ください
無回答
今後のセミナーの参加について、以下のどれかをお選びください。
また参加したい
第35回アンケート4
セミナーに参加されるにあたって、どんなことを期待し参加されましたか?
ゼミの活動内容に似た内容でしたので、何か参考になればと思い参加させていただきました。
今日の内容を聞いて、共感したこと、興味をもったことをご入力ください。
沖縄に対しての興味がさらに湧いてきました。
その他、今回のセミナーで感じられたことをご自由にご入力ください。
無回答
今後のセミナーで取り上げて欲しいテーマがありましたらご入力ください
無回答
今後のセミナーの参加について、以下のどれかをお選びください。
また参加したい
第35回アンケート5
セミナーに参加されるにあたって、どんなことを期待し参加されましたか?
沖縄の独特な風土と歴史が建築にどのように反映されているかについて知ることができればと思いました。
今日の内容を聞いて、共感したこと、興味をもったことをご入力ください。
文化と建築の関係性を改めて感じました。
その他、今回のセミナーで感じられたことをご自由にご入力ください。
感想を色々と聞くことができて面白かったです。
今後のセミナーで取り上げて欲しいテーマがありましたらご入力ください
無回答
今後のセミナーの参加について、以下のどれかをお選びください。
また参加したい
第35回アンケート6
セミナーに参加されるにあたって、どんなことを期待し参加されましたか?
現建築家方々からの視点感を聞きにきました。
今日の内容を聞いて、共感したこと、興味をもったことをご入力ください。
建築はきろくもの、失うもの、のこるもの。沖縄、その地の風土や文化などに特化したものをどう表現するのか、色々と考えさせられた時間でした。ありがとうございました。
その他、今回のセミナーで感じられたことをご自由にご入力ください。
無回答
今後のセミナーで取り上げて欲しいテーマがありましたらご入力ください
東京下町について、可能であればお伺いしたいと思いました。
今後のセミナーの参加について、以下のどれかをお選びください。
また参加したい
第35回アンケート7
セミナーに参加されるにあたって、どんなことを期待し参加されましたか?
毎回自分の知らない事を知ることが出来、楽しみです。
今日の内容を聞いて、共感したこと、興味をもったことをご入力ください。
沖縄独自の建築が多く残っている事と沖縄らしい建築が今も多く作られている事。
その他、今回のセミナーで感じられたことをご自由にご入力ください。
無回答
今後のセミナーで取り上げて欲しいテーマがありましたらご入力ください
無回答
今後のセミナーの参加について、以下のどれかをお選びください。
また参加したい
第35回アンケート8
セミナーに参加されるにあたって、どんなことを期待し参加されましたか?
地域の人間性と建築物の関係がどのように見えてくるか
今日の内容を聞いて、共感したこと、興味をもったことをご入力ください。
村上さんのお話を聞いて、竹富島に行ってみたくなりました。
夜〜朝の光景とは月・星の光りのことでしょうか?
その他、今回のセミナーで感じられたことをご自由にご入力ください。
参加者のお話を丁寧に聞く雰囲気が素晴らしいですね。
今後のセミナーで取り上げて欲しいテーマがありましたらご入力ください
無回答
今後のセミナーの参加について、以下のどれかをお選びください。
また参加したい

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  • A4版(セミナー概要、アクセス方法など)

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